Amazonは、出品者に事前に通知することなく、独自の裁量でSAFE-Tポリシーの規約を変更または修正する権利を留保します。また、出品者はこれらの変更を確認し、該当するすべての変更について把握する責任を負うものとします。
電子商取引のトランザクションに対する出品者保証(SAFE-T)申請によって、出品者出荷(MFN)で前払い返送用ラベル(PRL)を使用している出品者は、Amazonが購入者に返金するという決定に対する申し立てを行うことができます。Amazon独自の裁量により、出品者の過失ではないと判断された場合、出品者は補てんを受けることができます。
出品者から出荷でのPRLに関する補てんの対象となるケース
SAFE-T申請の対象となるには、注文がすでに全額返金されている必要があります(返金ポリシーに従って、返品配送料または返品手数料が払い戻し金額から差し引かれることがあります)。この基準を満たしていない申請は自動的に拒否されます。
次のような場合、補てんの対象とみなされる可能性があります。これらの状況は、補てんを保証するものではありません。補てんが行われる場合、Amazonは独自の裁量により補てんの内容を決定する権利を保持します。
次のような場合、補てんの対象となることがあります。
-
購入者がAmazonの返品または返金ポリシーを不正に利用しているとAmazonが判断した。
-
商品が販売不可の状態で出品者のもとに返送され、Amazonが出品者の責任ではないと判断した。返品理由や責任を負う当事者については、こちらの例をご覧ください。
-
著しく異なる商品が出品者に返送され、Amazonが出品者の責任ではないと判断した。
-
返品の追跡で返品承認ラベル(RMA)または配送会社の「最初のスキャン」が明らかに行われておらず、購入者が商品を返送していない。
注: これは、返品理由が購入者の都合と見なされない限り、Amazonのシステム上「危険物」または「返品不可」と指定される商品には適用されません。返品理由が購入者の都合と見なされる場合について詳しくは、
こちらをご覧ください。
-
購入者が返品期間を過ぎて商品を返品した場合: Amazonが購入者に代わって返品期間外の商品の返品処理を行った場合、補てんの対象となります。
注: Amazonは、出品者出荷の注文の返品期間について、商品の配達までの時間を考慮した上で、最長お届け予定日に3日を加算して算出します。
購入者がオンラインの返品受付センターで無料交換をリクエストしたか、出品者が交換品を発送したか、購入者が間違った商品または元の商品(販売不可のコンディション)を返送したか、Amazonが購入者に返金した場合について説明します。
以下の場合、無料交換商品の補てんの対象となることがあります。
-
購入者がオンラインの返品受付センターで無料交換をリクエストしたか、出品者が交換品を発送したか、購入者が誤った商品または販売不可のコンディションで元の商品を返送した。
注: 交換注文の補てん申請は、元の商品を受け取ってから60日以内に提出する必要があります。
-
購入者がオンラインの返品受付センターで無料交換をリクエストしたか、出品者が交換品を発送したか、Amazonが購入者に返金した。
注: 元の注文の補てん申請は、元の商品の返金がアカウントに請求されてから60日以内に提出する必要があります。
申請の際は、追跡情報、返品商品の画像、交換注文の返送用ラベルの画像を提供してください。返品なしの交換は、SAFE-T申請の対象外です。
注: 購入者は、商品の交換を依頼した後、交換リクエスト日から7日以内に元の商品を返送する必要があります。元の商品が返品されると、Amazonから交換商品の出荷通知が送信されます。交換注文の補てん申請の対象となるのは、元の商品が別のコンディションで返送された場合のみです。輸送中の注文は、SAFE-T申請の対象外です。詳しくは、
出品者出荷の商品交換をご覧ください。
すべての補てん申請について、出品者にはAmazon調査担当者の要請に応じて情報を提供する責任があります。十分な情報が7日以内に提供されない場合、申請は却下されます。
補てんの金額および制限
補てんには、次の制限が適用されます。
-
補てんの申請は、出品者のアカウントに返金が請求されてから60日以内に行う必要があります。
-
補てんの対象となるのは、Amazonが出品者に代わって購入者に返金した場合のみです。出品者が購入者に返金した場合は、補てんの対象外です。
-
単一の注文の補てん額は、5,000ドルを超えないものとします。5,000ドルを超える金額の商品については、外部業者の保険の利用をおすすめします。
-
1つの注文番号につき、1件のみ申請できます。
-
返品輸送中に破損または紛失した注文は、Amazon手数料や出荷発送ラベルの費用を含めてSAFE-Tの補てんの対象外です。契約上、出品者が荷送人として記録され、損失を補うために配送会社に申請できます。
注: 注文商品がAmazon Shippingにより配送された場合、出品者は
こちらからAmazon Shippingに直接補てんを申請する必要があります。
-
何らかの理由で出品者が返品の発送を拒否した場合、その注文は補てんの対象外となります。
-
Amazonマーケットプレイス保証が申請された注文は、SAFE-T申請の対象外です(出品者はAmazonマーケットプレイス保証申請に対する申し立てをすることができます)。
-
チャージバック申請はこのポリシーの適用外となります。詳しくは、払い戻し(チャージバック)ポリシーの全文をご覧ください。
-
FBA注文はこのポリシーの適用外となります。FBAの補てんポリシーについては、FBAの購入者返品ポリシーをご覧ください。
-
購入者が商品を破損した場合については、返品手数料ポリシーに応じて補てん額は最大で注文時の商品価格の50%までに制限されています。
補てん(SAFE-T)の申請方法
-
セラーセントラルの注文タブから、SAFE-T申請の管理をクリックします。
-
ページ右上のSAFE-Tの新規申請をクリックします。
-
返品する注文番号を入力し、利用資格の確認をクリックします。
-
注文が申請資格を満たしている場合は、次の手順に進みます。資格を満たしていない場合は、その注文番号に対する補てんの申請と確認の申し立てオプションが表示されません。
-
補てんの申請に関するケースを最もよく表す理由を選択します。申請の際、Amazonが補てんを行うべき理由を詳細に記載してください。例としては、返送用ラベルに関して過大請求された、使用できないコンディションで商品が戻ってきた、などがあります。
-
該当する場合は、必要な補足資料(破損した商品の補足画像、配送ラベル、返送用ラベル (RML)の画像、お問い合わせ伝票番号、配達の証明、または申請の審査に必要と思われる追加情報など)をすべて添付して、SAFE-T申請を提出をクリックします。申請の受領確認メールが送信されます。申請に関する今後のやり取りは、SAFE-T申請の管理ページで行ってください。
注: SAFE-T申請に関連するコミュニケーションは、
SAFE-T申請の管理ページのコミュニケーションセンターで確認できます。このページの各申請には、メッセージを確認するオプションがあり、その申請に関する問い合わせ内容を確認できます。同じタブから添付ファイルをアップロードすることもできます。
申請に関する更新情報は、SAFE-T申請の管理ページで確認できます。このページでは、出品者の返答が必要な申請がハイライト表示されます。「メッセージを表示」ボタンをクリックすると、SAFE-Tコミュニケーションセンターが開き、メッセージを読んで返信できます。
注: 返信後、SAFE-T申請の管理ページで申請のステータスが更新されるまで、最大24時間かかる場合があります。
注: 調査プロセスにおいて、Amazonの調査担当者により追加情報の提供を求められることがあります。その場合、出品者はSAFE-Tチームから通知を受け取り、
SAFE-T申請の管理内の同じページで7日以内に返答する必要があります。
補てんステータスの追跡
補てん申請のステータスを追跡するには、注文>SAFE-T申請の管理の順に移動します。
-
「SAFE-T申請の管理」のナビゲーションメニューには、申請のステータスに応じて異なるタブ(「出品者からの返答待ち」、「解決済み」、「調査中」など)が表示されます。それぞれのタブをクリックすると、ステータスが変更された申請や返信が必要な申請がハイライト表示されます。また、申請のステータスが変更されるたびに、Eメール通知が送信されます。ただし、Eメールは送信専用メールとして送信され、セラーセントラルのSAFE-Tコミュニケーションセンターで申請内容を確認するためのリンクが記載されています。
-
特定の期間の申請を検索するには、左上の「申請日」の横にあるボックスを選択して、期間を選択します。
-
また、右上の検索ボックスを使用して、特定の注文番号、ASIN、RMA、またはSAFE-T番号を検索することもできます。
-
すべての申請については、商品名、数量、申請金額、SAFE-T申請番号、理由、説明、提供した添付書類、注文日、申請日、申請ステータス、補てん額、返品依頼日を確認できます。
SAFE-T申請の決定に対する申し立て
-
SAFE-Tの決定に同意できず、出品者の主張を補足する追加情報と証拠がある場合は、申請の決定から7日以内に、SAFE-T申請に対する申し立てを行うことができます。その際は、SAFE-T申請の管理ページから、すべての解決済みの申請に対して利用できる返信オプションをご利用ください。SAFE-T申請に関する申し立ては 1 回のみ行うことができます。そのため、申請が却下された理由をよくお読みいただいてから、申し立てを補足できる追加情報を提供してください。
-
SAFE-T申請の管理ページには、申請ごとに「返信期日<Date> <Time>」が表示されます。解決済みの申請については、申請ごとに「申し立て期日<Date> <Time>」が表示されます。
-
追加の情報がない場合は、同じ申請を複数回リオープンしないでください。SAFE-Tプロセスに対する不正としてフラグが付けられ、アカウントに対して措置が取られることがあります。詳しくは、以下をご覧ください。
-
Amazonテクニカルサポートは、SAFE-T申請の決定に影響を与えることはできないため、SAFE-Tの決定についてはお問い合わせいただかないようお願い申し上げます。代わりに、SAFE-T申請の管理ページからSAFE-Tチームに直接連絡してください。
出品者から出荷でのPRLに関するSAFE-T申請および補てんの不正使用
補てんを申請した場合、出品者は申請にかかわる情報が正しいことと、虚偽の申請や事実に反する申請が出品権限の取り消し、以前に行われたすべての補てんの返還、またはAmazonによるその他の適切な措置につながる可能性があることを確認しているものとします。同様に、SAFE-Tプロセスまたは出品者による返金ポリシーに対する不正が試みられると、出品者アカウントのパフォーマンスに対して措置が取られることがあります。