Amazonマルチチャネルサービス(MCF)では、出品者の販売経路での注文を、フルフィルメント by Amazon(FBA)と同じ配送時間で出荷します。 詳しくは、FBAマルチチャネルサービス(プログラムページ)をご覧ください。
配送所要日数は、注文を受けてから、フルフィルメントセンターで注文商品を出荷するまでの日数です。配送時間は、Amazonのフルフィルメントセンターから出荷された注文商品が購入者に配送されるまでの日数です。追跡情報は、注文商品が出荷されるとすぐに確認できます。
下表の配送所要日数および配送時間は、手持ちの在庫(フルフィルメントセンターで受領され、保管されている在庫)に対して依頼された注文にのみ適用されます。これらの配送所要日数および配送時間は、米国本土48州内での配送にのみ適用されます。米国以外の州や準州(主にアラスカ、ハワイ、プエルトリコなど)への配送では、配送所要日数が増え、配送時間が長くなる場合があります。
配送サービス | 配送 | 配送時間 |
---|---|---|
優先配送 | 1営業日 | 1営業日 |
お急ぎ便 | 1営業日 | 2営業日 |
通常配送 | 2営業日 | 3~5営業日 |
マルチチャネルサービスでは海外配送(国境を越える、海外の購入者への配送)も提供しています。これは本、ミュージック、ビデオ、DVDが対象です。
マルチチャネルサービスでは、出品者自身のウェブサイトを含め、Amazon以外のサイトで受けた注文を出荷します。マルチチャネルサービスの出荷依頼は、Amazonのマルチチャネルサービスの出荷依頼、マルチチャネルサービスの一括注文や、Shopify、ChannelAdvisor、ShipStation、WooCommerceなどのプロバイダーとAPIを連携して作成できます。
マルチチャネルサービスの出荷依頼では、購入者の配送先住所、商品、配送サービスを入力して、注文1件の出荷を依頼、または注文されたFBA在庫商品の保留を依頼することができます。 マルチチャネルサービスの一括注文では、入力済みのテンプレートをアップロードすることで、複数の出荷依頼を一度に作成およびキャンセルできます。
注文を確定を選択すると、通常配送は2営業日以内、エクスプレス便および優先配送は翌営業日の出荷を予定している出荷の依頼が作成されます。保留依頼を作成すると、在庫を確保するように依頼できます。
配送予定日にお届けできるよう出荷を依頼するため、マルチチャネルサービス出荷依頼の詳細ページで、出荷予定日前に出荷依頼を有効にする必要があります。出荷予定日以降に出荷依頼を有効にした場合、注文は後日配送される見込みとなり、配送予定日が更新されない可能性があります。保留依頼を2週間以内に解除しない場合、注文はキャンセルされます。
出荷依頼をキャンセルするには、出荷依頼の詳細ページでキャンセルをクリックします。キャンセルボタンが表示されない場合は、お問い合わせください。Amazonでキャンセルを行いますが、正常に完了するとは限りません。
出荷前にキャンセルしたマルチチャネルサービスの出荷依頼には、手数料は発生しません。出荷依頼に含まれる商品の一部が出荷された場合、出荷済みの商品に対する手数料が発生します。
ノーブランドパッケージは、現在ベータ版をテスト中です。このプログラムでは、Amazon以外のサイトで購入された商品を、ノーブランドパッケージでAmazonが出荷します。
出品者がベータ版プログラムに登録している場合、Amazonの目標は、すべての注文をノーブランドパッケージ専用のプロセスを使用して配送することです。
ベータ版プログラムに登録する場合は、待機リストに参加してください。Amazonの担当者は、このリストを継続的に確認しており、プロブラムへの登録が承認され次第、Eメールでお知らせします。
現在、ノーブランドパッケージの在庫補充通知は利用できません。特定のASINについて、ノーブランドパッケージが有効になっている商品の数を確認するには、FBAマルチチャネルサービス在庫レポートをご覧ください。
Amazon Logisticsによるマルチチャネルサービスの出荷には、5%の追加料金がかかります。詳しくは、マルチチャネルサービス出荷依頼のFBA配送代行手数料をご覧ください。
Amazon Global Logisticsによる出荷は、マルチチャネルサービスの設定でアカウントごとにブロックすることができます。または、出荷依頼作成ページやマルチチャネルサービスAPIで、個々の注文に対してブロックすることができます。
マルチチャネルサービスの設定でこの配送方法をブロックすると、デフォルトでは、Amazon Global Logisticsによるマルチチャネルサービスの注文は出荷されません。個々の注文ごとにAmazon Global Logisticsの設定を変更すると、それらの注文のみマルチチャネルサービス設定が上書きされます。
マルチチャネルサービスの注文商品が紛失または破損したと判断された場合、補てんの対象となります。マルチチャネルサービスの出荷依頼で、紛失または破損した商品に関する保証申請を送信できるのは、お届け予定日から90日以内です。FBA在庫商品レポートまたはペイメントダッシュボードで、既存の返金のステータスを確認できます。
出品者が以下のいずれかの方法でマルチチャネルサービスを使用している場合、補てんの対象とはなりません。
また、マルチチャネルサービスのFBA手数料など、および配送会社が配送済みと記録した注文商品も、補てんの対象外です。
補てん額の算出方法
補てん申請が有効であると判断した場合、Amazonは、出品者のアカウントに同じFNSKUの商品の該当数分を補てんします。出品者の在庫に商品を追加するか、出品者のアカウントに商品の補てん額を現金で振り込みます。
現金で補てんする場合は、Amazonが概算収益を決定します。次のセクションで説明するように、この金額は、補てん対象の商品の推定販売価格から販売手数料とFBA手数料を差し引いた金額です。
Amazonでは、いくつかの価格指標を比較して、商品の販売価格を推定します。
これらの価格指標を用いて商品の推定販売価格を算出するための十分な情報が得られない場合、Amazonは同等商品の価格に基づいて推定します。対象額を決定するために、Amazonは出品者に追加情報や書類の提出を求める場合があります。
マルチチャネルサービスの補てん額の計算に販売手数料とFBA手数料を使用する理由
マルチチャネルサービスの出荷依頼には、販売手数料は請求されません。収益を推定する際は、まず販売価格を推定します。マルチチャネルサービスの出荷依頼は、Amazonウェブサイト以外で行われるため、販売価格の記録がありません。そのため、FBAでの販売に基づいて販売価格を推定し、FBAでの販売に適用される手数料を使用して、正しい概算収益を決定します。
お届け予定日または配送予定日から7日以内に商品が届かない場合、出品者はAmazonテクニカルサポートに紛失補てんを申請できます。配送会社が配送済みと記録した注文商品は、補てんの対象外です。
申請には、以下のすべての情報を含める必要があります。
注文内の商品が間違っている、商品が行方不明、または購入者へ配送中に商品が破損した場合は、Amazonテクニカルサポートに連絡して補てんを申請できます。補てんを受けるには、破損した商品、間違った商品、パッケージ内の行方不明の商品に関する証拠写真を提供する必要があります。
破損した商品、間違った商品、行方不明の商品を含む注文商品に対して補てんを申請する場合は、以下のすべてを提供する必要があります。
マルチチャネルサービスを利用して出荷した商品は、Amazonフルフィルメントセンターに返品できます。返品承認ラベルを作成し、注文から注文の詳細ページを確認して返品のステータスを追跡できます。FBAの購入者からの返品については、返品レポートでステータスを追跡できます。詳しくは、マルチチャネルサービスプログラムのページをご覧ください。