Amazonでは、商品詳細ページおよび購入手続き画面ページで、購入者に配送予定時間をお知らせします。この予定の根拠となるのは、購入者が商品を注文した時点から、商品が購入者の住所に配送されるまでの所要時間です。
出荷作業日数(所要日数または出荷作業時間とも呼ばれます)とは、購入者が商品を注文した時点から、出品者が商品を配送会社に引き渡すまでの所要時間です。出荷作業日数は出品商品一覧および購入手続きの画面に表示されるお届け予定日の計算の中に含まれます。
セラーセントラルでは、以下の2つの方法で出荷作業日数を設定できます。
デフォルトの出荷作業日数とは、アカウント単位で設定される出荷作業日数で、ASIN固有の出荷作業日数を設定しない限り、すべての商品に適用されます。この場合、そのASINのアカウント単位の出荷作業日数より優先されます。アカウントのデフォルトの出荷作業日数は、即日、1営業日、または2営業日のいずれかに設定できます。この設定は、商品単位の出荷作業日数がある商品には影響しません。
即日出荷では、出荷遅延を防ぐため、注文締め時間より前に受けたすべての注文について、注文を受けた当日中に出荷し、出荷通知を送信する必要があります。注文締め時間以降に受けたすべての注文については、注文を受けた翌日中に出荷し、出荷通知を送信する必要があります。
たとえば、即日出荷の注文締め時間を午後12時に設定している出品者が、月曜日の午前11時に注文を受けたとします。この注文は、注文を受けた月曜日当日に出荷する必要があります。注文を月曜日の午後4時に受けた場合は、注文受付日の翌日、火曜日までに出荷する必要があります。
セラーセントラルで、デフォルトの出荷作業日数を更新するには、以下の手順に従ってください。
特定の商品の出荷に、デフォルトの出荷作業日数より長くかかることが予想される場合は、こうした商品に出荷作業日数を長く設定することができます。
出荷作業日数を一括で変更するには、以下の3通りの方法があります。
購入者は迅速な配送を望んでおり、配送予定時間が早い商品を購入する傾向にあります。また、配送予定時間が短い商品は、商品詳細ページでおすすめ商品として表示される可能性も高くなります。より迅速でより正確な出荷作業日数を設定することは、購入者への配送品質の向上にも役立ちます。
出品者出荷の注文の出荷予定日は、注文日+出荷作業日数に基づいて計算されます。デフォルトの出荷作業日数が1日の場合、夜中の12時より前に受けた注文の出荷予定日は翌営業日になります。即日出荷では、出荷遅延を防ぐため、注文締め時間より前に受けたすべての注文について、注文を受けた当日中に出荷し、出荷通知を送信する必要があります。即日出荷では、注文締め時間以降に受けたすべての注文については、注文受付日の翌日中に出荷され、出荷通知を送信する必要があります。
アカウントの出荷遅延率(LSR)の要件を満たすためには、出荷予定日までに出荷通知を送信することが重要です。期日内に出荷しても、出荷予定日までに出荷通知が送信されない場合は、出荷遅延とみなされます。期日内に出荷しないと、出荷遅延率に影響する可能性があります。注文数の上限を使用して、出荷遅延を防いでください。詳しくは、出荷遅延率をご覧ください。
即日出荷を設定するには、2つの方法があります。アカウントのデフォルトの出荷作業日数として即日出荷を設定するか、特定の配送パターンで即日出荷を選択します。これにより、一部またはすべての商品に対して簡単に即日出荷を設定できます。配送パターンで設定した即日出荷は、通常配送およびお急ぎ便オプションにのみ適用されます。また、高い配送パフォーマンス基準を満たす出品者のみが利用できます。詳しくは、即日出荷をご覧ください。
マケプレプライム(SFP)とお急ぎ便関連プログラム(マケプレ当日お急ぎ便、マケプレお急ぎ便、マケプレお急ぎ便(翌々日))の場合、出品者は注文締め時間より前に受けたすべての注文をその日に出荷する必要があります。
Amazonでは、出品者が設定した出荷作業日数、その商品の実際の出荷作業日数、およびAmazonに出品されている類似商品の出荷作業日数との間にずれが確認される商品について、出荷作業日数の推奨情報を表示します。ある商品について、現在設定されているASIN固有の出荷作業日数よりも早く処理できる能力があると実証されている場合、その商品の出荷作業日数を短縮する設定を推奨します。設定した出荷作業日数よりも出荷作業に時間がかかる商品については、出荷作業日数を延長する設定を推奨します。推奨情報は月単位で更新され、前月の出荷作業日数に基づいて更新されます。これにより、商品の配送に対応できる最新の処理能力が推奨情報に反映されます。
出荷作業日数に関する推奨情報を定期的に確認し、更新することをお勧めします。出荷作業日数を正確に設定することにより、購入者へお届け予定日を提供することができます。
推奨される出荷作業日数を表示および設定する方法は、以下のとおりです。