注文不良率(ODR)は、良好な顧客満足度を維持する能力を判断する主要な指標となるものです。これは、指定された60日間の合計注文数に対する注文不良数を割合で示したものです。注文不良率には以下の3種類があります。
Amazonのポリシーでは、出品者がAmazonで出品する場合、注文不良率を1%未満に抑える必要があると定めています。注文不良率が1%を超えると、アカウントが利用停止になる可能性があります。
低評価率(パーセントで表示)は、特定の期間に低い評価を付けられた注文数を全注文数で割った数です。この指標は注文と相関しており、注文日が算出の基点となります(評価を受け取った日付ではありません)。低評価率は、購入者に表示される評価とは異なる場合があります。購入者に表示されるものは、注文日ではなく、評価を受け取った日付に基づいて算出されます。
購入者からの低い評価が少ない状態を維持している出品者は、Amazonのお客様を大切にする理念に従っているといえます。低い評価とは、星1つまたは2つの評価を指します。詳しくは、アカウント健全性の確認をご覧ください。
購入者から低い評価を受けた場合は、問題の原因を特定し、以下のいずれかの方法で購入者と連絡を取ることをお勧めします。
詳しくは、マーケットプレイス・メッセージ管理の定型文をご覧ください。
購入者が誤った評価を送信したと思われる場合や、および評価削除の要件を満たしている場合は、評価管理から以下のアクションを実行することで削除を依頼できます。
Amazonマーケットプレイス保証申請率(パーセントで表示)は、指定された60日間に該当する保証申請が行われた注文数を全注文数で割った数です。Amazonマーケットプレイス保証ページで申請を確認し、対応することができます。
注文不良率(ODR)に影響する申請は、以下のとおりです。
以下の申請は、注文不良率に影響しません。
Amazonマーケットプレイス保証申請の問題に対応するためにさらにサポートが必要な場合は、Amazonマーケットプレイス保証申請に関する質問ツールを使用できます。
クレジットカードのチャージバック率(パーセントで表示)は、特定の期間にクレジットカードに関する問題による払い戻し(チャージバック)が発生した注文数を全注文数で割った数のことです。この指標は注文相関指数であり、注文日が算出の基点となります(サービスチャージバックを受け取った日付ではありません)。
クレジットカードに関する問題によるチャージバックは、Amazonマーケットプレイス保証申請と似ていますが、手続きおよび正当性の判断を担うのはAmazonではなく、クレジットカード発行会社になります。
これには、次のような問題が含まれます。
クレジットカード名義人が、クレジットカード会社の請求に対して異議を唱え、払い戻しを求めることをチャージバック申請といいます。チャージバックには、大きく分けて、クレジットカードの不正使用によるチャージバックとサービスに関する問題によるチャージバックの2つがあります。
クレジットカードの不正使用によるチャージバックとは、購入者が購入していないと主張する場合に行うものです。これには、クレジットカードが盗まれて、不正使用された場合などが含まれます。不正使用によるチャージバックについては、出品者が責任を問われることがないようAmazonが保護します。
サービスに関する問題によるチャージバックとは、購入者は請求について認識しているものの、取り引きに問題があったことをクレジットカード会社に主張する場合を指します。
クレジットカードのチャージバックに対応する方法について詳しくは、チャージバック申請への対応をご覧ください。
注文不良率を表示して、注文不良率レポートをダウンロードする手順は、以下のとおりです。